相手のことをよく知ることが大切

介護職はチームワークが大切ですが閉鎖的な環境になることも多く、人間関係に悩むこともあるでしょう。
不要な衝突を避けて人間関係を良好にするには、相手を知ろうという気持ちがポイントになります。例えば、「仕事はどうだった」などと日常的に声をかけてみるのがおすすめです。
さらに、相手の趣味やくせについて把握しようと観察してみても良いかもしれません。飲み会などの機会は、よく知らない方と話すチャンスです。
また、相手を介護の考え方に対する違いから対立することも少なくありません。このような相手とは、一度話し合ってみるのも良いでしょう。相手の考えを理解すれば、ある程度納得して落ち着くようなケースも多いです。

その他に、他職種の方との人間関係がうまくいかないようなケースもありがちです。介護業界は医療職が強く、医師や看護師の中では介護の仕事は誰でもできるものとする考え方が未だに根強いです。
他職種の方と良好な関係を保つためには、介護の専門家としての誇りを持つことが大切になります。利用者にとって一番身近に接している介護職の目線に自信を持ち、しっかりとした根拠をもって意見を伝えることがポイントです。
しかし、経験の浅い職員にとっては難しいかもしれません。分からないことがあれば、素直に教えてもらうようにしましょう。学ぶ気がある相手なら悪く扱うことはないですし、なおかつ勉強したことは今後も役立ちます。
介護の経験を積んで資格を取得し、十分に仕事ができる介護職になれば自信もついてくるでしょう。